国立大自宅外通学1年め「費用」と「入学式」⦅中学受験~⦆

【次男の涼佑の入学準備】

入学当初の「費用」の内訳はというと
・入学金 282,000 ※1
・前期授業料 267,900 ※1
・寮費 16,000 ※2
・通信費 2,987
・生協、保険、テキスト代 194,050 
・パソコン代 261,666
・電子辞書 16,500
・大学行事会費 15,700
・入学式スーツ 44,055
・布団類 25,545
・ケトル、鍋 12,240
・家電 47,053 ※3
・生活雑貨 18,681
合計 1,204,377円 ※4

※1 入学金、授業料は、JASSOの2020年度からの制度利用で、収入区分による減免がある場合があります。 
※2 涼佑は、大学へ入寮でき住居費が少なくて助かりました。(収入制限による審査あり)
※3 備え付けのベッドや机、洗濯機などの家電、調理器具がでは使用可能なので最小限の購入。
※4 私たちのように平均的年収の場合、公的機関のローンが利用できたので、受験費用入学準備費用を数か月前に申し込むことで、何とか間に合わせることができました。






【次男の涼佑の入学式】

入学式当日、夫と私は入寮の時と同じく交通費をおさえるため、4月初めからで暮らす涼佑のところへ、夜中のうちに車で向かいました。

へ着くと約束の時間からやや遅れ、新品のスーツに身を包んだ涼佑が正面玄関から出てきました。
その日は穏やかな1日で、私たちは歩いて大学へと向かいました。

大学の前に着くと、そこには晴れやかなわが子の勇姿を撮るための長い行列ができていました。
私たちもその最後尾に並ぶことにしました。
それぞれ順番がくると、隣に並んだ家族と協力しながら、カメラや携帯電話で、輝く彼らの笑顔を写し合っていました。
そのあと夫と私は、式典に向かう涼佑の後ろ姿をしばらくのあいだ見送りました。

涼佑入学式会場へ向かった後、私たちは、入学式にきている保護者のために用意された教室で大学総長のお話と入学式のライブ映像を視聴しました。

それを見ていると、私自身が入学したとき以上に感慨深く、わが子たちに対して、これまで懸命に取りくんできたさまざまなできことへの感覚がこみ上げてきて、本当に誇らしい気分になっていました。



これまで、場違いな私たち家族ならではの、何度も途方に暮れる困難に見舞われ、何度も挫折するかもしれないという悲痛な思いにおそわれました。

それでもあきらめずに、ここへたどり着けたこと、涼佑の結果を出すための最後の力走、そして私立一貫校での6年間という月日に、この日の私は感謝の気持ちでいっぱいでした。


大学そして大学院へと涼佑のための学費が継続していくことに、このときは、まだそれほど実感する恐怖を感じられませんでしたが、このあと徐々にそれが、夫と私を追い詰めていくことになりました…。

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